本ページでは、北海道新幹線連絡列車『はこだてライナー』について解説いたします。
2016年3月26日、東北新幹線新青森~新函館北斗間に開業した北海道新幹線。新幹線開業に合わせて函館方面~新函館北斗間の電化開業、および青森~東京方面の新幹線利用客へのアクセス手段として『はこだてライナー』の営業運転が開始となりました。
『はこだてライナー』の概要
運行種別
函館~新函館北斗間を結ぶ北海道新幹線アクセス列車で、運行種別は『普通』『快速』の2種類あります。
普通列車は始発の函館を出発すると、終点の新函館北斗までの各駅に停車します。快速列車は五稜郭、終点の新函館北斗までの2駅のみの停車となり、桔梗・大中山・七飯駅は通過します。
使用車両
733系1000番台(3両1編成) ※3両×2編成、6両編成での運用もあり
733系1000番台『はこだてライナー』(函館駅) ※快速、普通の順
函館~新函館北斗間の電化開業に伴い、函館圏内では初の普通・快速『電車』として運行開始。
札幌圏の普通(733系0番台)や快速エアポート(733系3000番台)と同ベースの列車で、全車両が函館運輸所の所属となっています。
現在は3両1編成×4編成の12両で運用しています。
快速はこだてライナーの行先表示(種別カラーは快速がピンクで普通が水色)
はこだてライナー側面のロゴ
所要時間
函館 ~ 新函館北斗間
22分(普通列車)、19分(快速列車)
新函館北斗~函館間
19~20分(普通列車)、15分(快速列車)
運賃
普通列車・はこだてライナー(普通・快速):片道440円
SuicaやKitacaなどのICカード乗車券、モバイルSuica、Apple Pay Suicaでの乗車は出来ません。支払いは現金のみとなります。
『えきねっとトクだ値』『えきねっとお先にトクだ値』『えきねっとお先にトクだ値スペシャル』利用で新函館北斗から乗り換える場合、上記運賃が追加で必要です。
停車駅
普通列車
五稜郭・桔梗・大中山・七飯・新函館北斗の各駅
快速列車
五稜郭・新函館北斗(大中山・桔梗・七飯は通過します)
運行本数
上下線共に1日16往復(そのうち、普通列車が12往復・快速が4往復)
はこだてライナー時刻表はJR北海道ホームページから確認できます。
始発・終電
函館発
- 06:07発 ⇒ 06:29 新函館北斗着(始発)
- 23:11発 ⇒ 23:33 新函館北斗着(終電)
新函館北斗発
- 06:54発 ⇒ 07:13 函館着(始発)
- 23:40 発 ⇒23:59 (終電)
新函館北斗駅からの乗り換えについて
新函館北斗にははこだてライナーの専用ホームが設けられており、1番線ホーム発着となります。ただし、主に特急列車が到着する2番線ホーム上の新幹線乗り換え口とは少し離れた場所に停車するため、先頭車両(1番前の車両)の1番前のドア付近に乗れば少しはスムーズに乗り換えができるかと思います。
新函館北斗駅構内図(JR東日本ホームページより引用)
新函館北斗駅1番ホームに停車中の普通はこだてライナー
JR北海道の列車 関連記事
JR北海道では、札幌圏を中心に以下の列車が運用しています。詳細は以下のリンクから。
普通列車(札幌圏)
区間快速いしかりライナー
快速エアポート(721系・733系)
快速ニセコライナー(キハ201系)
札幌圏を中心に一部駅の停止位置情報を案内しています。詳細は以下のリンクから。
JR北海道降車位置情報トップ
また、北海道、東北新幹線の各ホームの停止位置情報を案内しています。詳細は以下のリンクから
JR北海道・東北新幹線各駅ホームの階段・エスカレーター・エレベーターに近い降車位置情報