本ページでは、札幌~倶知安間を走行する快速『ニセコライナー』について解説します。
蘭越・倶知安~札幌間を函館本線を経由して運行する快速列車『ニセコライナー』。
その前身として、快速『マリンライナー』一部列車が小樽以西、長万部まで直通で運転していました。2019年7月現在、蘭越・倶知安~小樽までは各に停車する普通列車として運行し、小樽から札幌まで『ニセコライナー』として快速運転を行っています。
『ニセコライナー』概要
運行区間
札幌~倶知安・蘭越間
停車駅
蘭越、昆布、ニセコ、倶知安、小沢、銀山、然別、仁木、余市、蘭島、塩谷、小樽、南小樽、小樽築港、手稲、琴似、札幌 ※札幌発(上り)は倶知安までの運転となります。
使用車両
キハ201系気動車
小樽駅に停車中のキハ201系 快速「ニセコライナー」
苗穂運転所所属の気動車で、1997年3月22日のダイヤ改正より営業運転開始。3両1編成が基本となっています。
外観は731系電車とそっくり(というかほぼ同じ)ですが、れっきとした気動車です。731系との違いは、側面の帯の色が赤色ではなく青色であること、車体上部にパンタグラフが無い事などがあります。
731系電車(函館本線小樽築港駅)
性能
450ps のエンジンを1両あたり2基搭載しているため、起動加速度が2.2km/h/sと電車並みの加速力となっていますが、製造コストが非常に高いため(1編成12億円)4編成までしか造られませんでした。
現在は札幌圏の普通・快速列車を中心に運行しています。
ニセコライナーの行先表示幕
運行ダイヤ
札幌方面(下り)
朝の蘭越6:16発・札幌行は3両編成での運行。蘭越から小樽までは普通列車で運行し、小樽から終点札幌までは快速ニセコライナーとして運転します。
小樽・札幌方面(下り) | |
---|---|
蘭越 | 6:16 発 |
昆布 | 6:21 発 |
ニセコ | 6:39 発 |
比羅夫 | 6:47 発 |
倶知安 | 6:54 着 6:58 発 |
小沢 | 7:08 発 |
銀山 | 7:19 発 |
然別 | 7:30 発 |
仁木 | 7:34 発 |
余市 | 7:40 発 |
蘭島 | 7:45 発 |
塩谷 | 7:52 発 |
小樽 | 8:01 着 8:22 発 |
南小樽 | 8:25 発 |
小樽築港 | 8:28 発 |
手稲 | 8:48 発 |
琴似 | 8:56 発 |
札幌 | 9:01 着 |
小樽・倶知安方面(上り)
夕方の札幌17:50発・倶知安行は小樽まで3両+2編成の6両編成で運行。小樽までニセコライナーとして快速運転を行っています。
小樽で後ろ3両を切り離し、以降は前側3両で倶知安まで運転します。なお、小樽からは終点の倶知安まで各駅に停車します。
小樽・倶知安方面(上り) | |
---|---|
札幌 | 17:50 発 |
琴似 | 17:55 発 |
手稲 | 18:03 発 |
小樽築港 | 18:23 発 |
南小樽 | 18:26 発 |
小樽 | 18:29 着 18:38 発 |
塩谷 | 18:48 発 |
蘭島 | 18:55 発 |
余市 | 19:03 発 |
仁木 | 19:09 発 |
然別 | 19:14 発 |
銀山 | 19:25 発 |
小沢 | 19:35 発 |
倶知安 | 19:46 着 |
『JR北海道』関連ページ
JR北海道では、札幌圏をはじめ、以下の列車が運用しています。詳細は以下のリンクから。
普通列車(札幌圏)
区間快速いしかりライナー(2020年3月13日運行終了)
快速エアポート(札幌圏:721系・733系)
はこだてライナー(函館エリア:733系1000番台)
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