【東急田園都市線】号車とドア番号を確認する方法

当ページでは押上（東京メトロ半蔵門線）、渋谷方面から、途中の二子玉川・溝の口・長津田の各駅を経由して中央林間方面へ向けて走行する『東急田園都市線』電車の号車とドア番号の確認方法について解説します。

このページの目次

東急田園都市線の車両は主に１０両編成
号車の確認方法
- 乗車前確認：乗車口で確認する
- 列車の乗車後に確認
ドア番号の確認方法と順番
【参考】『駅ホーム降車位置情報』について
- 『駅ホーム停車位置情報』概要
- 対応エリア

東急田園都市線の車両は主に１０両編成

まずは『東急田園都市線』車両の概要について簡単に紹介します。

東急田園都市線を走行する電車は、主に１０両編成での運行となっており、東急車両をはじめ、東京メトロ車や東武車など、相互直通先の他社車両も多数乗り入れます。（画像上が東急田園都市線５０００系、画像下が東京メトロ半蔵門線８０００系）

東急田園都市線内を走る電車には、一部列車を除きドア上部に液晶ディスプレイが搭載されており、現在乗っている号車や目的地までのおおまかな所要時間、駅ホームの階段やエレベーターなどの大まかな場所などが分かるようになっています。

以下の画像は東急田園都市線『５０００系』電車での例です。

号車の確認方法

続いて号車の確認方法を紹介します。号車を確認する方法は乗車前が２つ、乗車後に３つの計５つあります。

方法を紹介するその前に、東急田園都市線の号車の順番を説明します。

上にも書いた通り、東急田園都市線は主に１０両編成（田園都市線各駅停車・準急・急行）での運行で、中央林間から二子玉川までの間は大井町線発着の７両編成（大井町線急行）または５両編成（大井町線各駅停車）の電車が走行します。

号車の順番（渋谷 ⇒ 中央林間方面）

１０両編成時（田園都市線急行・準急・各駅停車）は、１番前（中央林間方面寄りの先頭）が『１０号車』で、順に『９号車』⇒『８号車』⇒『７号車』⇒『６号車』⇒『５号車』・・・・となり、１番うしろ（渋谷方面寄り先頭）が１号車です。

７両編成時（大井町線急行）は、１番前（中央林間方面寄りの先頭）が『７号車』で、順に『６号車』⇒『５号車』⇒『４号車』⇒『３号車』・・・・となり、１番うしろ（大井町方面寄り先頭）が１号車です。

５両編成時（大井町線各駅停車）は、１番前（鷺沼方面寄りの先頭）が『５号車』で、順に『４号車』⇒『３号車』⇒『２号車』となり、１番うしろ（大井町方面寄り先頭）が１号車です。

号車の順番（中央林間 ⇒ 渋谷方面）

１０両編成時（田園都市線急行・準急・各駅停車）は、１番前（渋谷寄りの先頭）が『１号車』で、順に『２号車』⇒『３号車』⇒『４号車』⇒『５号車』⇒『６号車』・・・・となり、１番うしろ（中央林間方面寄り先頭）が１０号車です。

７両編成時（大井町線急行）は、１番前（渋谷寄りの先頭）が『１号車』で、順に『２号車』⇒『３号車』⇒『４号車』⇒『５号車』・・・・となり、１番うしろ（中央林間方面寄り先頭）が７号車です。

５両編成時（大井町線各駅停車）は、１番前（渋谷寄りの先頭）が『１号車』で、順に『２号車』⇒『３号車』⇒『４号車』となり、１番うしろ（鷺沼方面寄り先頭）が１０号車です。

号車の順番の説明が終わったので、号車を確認する方法を紹介します。

乗車前確認：乗車口で確認する

まずは列車の乗車前に確認する方法を紹介します。東急田園都市線および東急田園都市線には全駅ホーム上にホームドアが整備されており、乗車口の左に『○号車○番ドア』の表記（赤枠）があります。

列車の乗車後に確認

次に列車の乗車後に確認する方法ですが、

ドア上部の液晶ディスプレイで確認する方法
車内の端の壁に貼ってある数字で確認する方法
乗降ドアに貼りつけてあるドア番号で確認する方法

の３通りあります。一番簡単な方法が「１」の液晶ディスプレイで確認する方法、または「３」のドア番号で確認する方法のいずれかです。

１つずつ解説していきます。

その１：ドア上部の液晶ディスプレイで確認する方法

東急田園都市線を走る電車は、一部電車を除きドア上部に液晶ディスプレイを搭載しています。このディスプレイの右端に少し小さいですが号車を表す数字が記載されています。

その２：車内の車端部の数字で確認する方法

次に車端部で確認する方法。各車両の車端部には、号車を示す数字が記載されいます。　※数字で『３』と記載されている場合、『３号車』に乗車していることになります。

その３：ドア番号で確認する方法

最後にドア番号で確認する方法。ドア番号を確認する方法は乗車前、乗車後共に１つの計２つあり、乗車前はホームドアの乗車口付近（画像上）で、車内ではドアに貼ってあるシール（画像下）で確認が出来ます。

ドア番号の確認方法と順番

続いて、ドア番号の確認方法とドア番号の順番について紹介します。渋谷方面および押上方面でドア番号の順番が異なります。

ドア番号の順番（下り：中央林間方面）

中央林間方面（下り）のドア番号の順番について解説します。ドアは１両につき４ヶ所あります。

中央林間方面の先頭から数えた場合、ドア番号の順番は１番前の『４番ドア』から始まります。続いて『３番ドア』⇒『２番ドア』の順番となり、１番うしろのドアは『１番ドア』となります。

ドア番号の順番（上り：渋谷方面）

渋谷方面（上り）のドア番号の順番ですが、順番は１番前の『１番ドア』から始まります。続いて『２番ドア』⇒『３番ドア』の順番で１番うしろのドアは『４番ドア』となります。

ドア番号の確認方法

まずはドア番号を確認する方法です。ドアは１両につき４ヶ所あり、全列車でドア番号の確認が出来ます。

また、東急田園都市線内の全ホームにはホームドアが設置されており、乗車位置付近に号車とドア番号の記載があります。

列車乗車後は、ドアに貼っているシールで号車とドアの位置の確認が出来ます。

ドア番号の順番の例（中央林間方面：１０両編成の前から２両目の２番目のドアから乗車した場合）

渋谷駅から中央林間方面行き電車の前から２両目の２番目のドアから乗車した場合、号車およびドア番号は『何号車何番ドア』になるかを解説します。

号車の順番ですが、中央林間方面の場合、大井町線急行７両編成の１番前の車両は『７号車』となります。前から２両目に乗車した場合は『７号車』の１つうしろの車両となるので、『６号車』となります。
ドア番号ですが、渋谷方面の１番前のドアは１番ドアではなく『４番ドア』となります。そのため、１つうしろにある２番目のドアは『３番ドア』となります。

そのため、上記の号車とドア番号の例をくっつけると『９号車３番ドア』から乗車したということになります。

ドア番号の順番の例（渋谷方面：１０両編成の前から３両目の３番目のドアから乗車した場合）

渋谷方面のドア番号ですが、１番前のドアは『１番ドア』となります。続いて『２番ドア』⇒『３番ドア』の順番で１番うしろのドアは『４番ドア』となります。

例として、中央林間駅から渋谷方面１０両編成の前から３両目の３番目のドアから乗車した場合のドアの位置（何号車何番ドア）を解説します。

渋谷方面の１番前の車両は車両編成に関わらず１号車となります。そのため、前から３両目の場合は１号車の２つうしろの車両となるため『３号車』となります。
ドア番号については、上にも書いた通り１番前が『１番ドア』となるため、２つうしろにある３番目のドアは『３番ドア』となります。

そのため、上記の号車とドアの位置をくっつけると『３号車３番ドア』から乗車したということになります。

以上が東急田園都市線の電車でドア番号を確認する方法です。