本ページでは、Windows 10 でインストールされた更新プログラムを削除する方法を紹介します。
Windows OSの脆弱性の修正や機能のバージョンアップ等で定期的または不定期でMicrosoftから『Windows Update』が配信されますが、時には不具合を起こすケースもあり、最悪はパソコン自体が立ち上がらなくなるといった致命的なケースまで存在します。
Microsoft側で不具合が確認された場合、配信が停止され後日修正版を配布といった流れになりますが、もし対象の更新プログラムがインストールされていた場合、不具合が起きていなくても念のために削除しておきたいといったケースが今後も発生する可能性があります。
更新プログラムのインストール自体は重要
更新プログラムには機能のバージョンアップのほか、セキュリティの脆弱性修正といったものが含まれており、ウィルス感染などの脆弱性を突かれた攻撃を防ぐのに非常に重要な役割を持っています。
そのため、今回の手順は更新プログラムで不具合が確認された場合のみ実施する方法です。アンインストールした場合でも不具合が確認されていないプログラムに関しては再度強制的にインストールが始まりますので、本手順を行っても意味はないかと思います。
更新プログラムの削除方法
更新プログラムの削除は、設定画面から行います。画面左下『スタート(Windowsロゴマーク)』⇒『設定』の順に選択。 ※画像は『KB5000802』をアンインストールする例ですが、他のプログラムでも手順は同じです。
『更新とセキュリティ』を選択。
『更新の履歴を表示する』を選択。
『更新プログラムをアンインストールする』を選択。
『インストールされた更新プログラム』画面が新たに表示されます。この中から、削除したい更新プログラムを探します。 ※削除する更新プログラムは間違えないようにしましょう。(思わぬ不具合等を引き起こしてしまう可能性もゼロではないため)
画面をスクロールしても中々見つからない場合は、削除する際は更新プログラムの『KB』から始まる数字をあらかじめ調べておくことで、画面右上にある検索ボックスから絞り込む事も可能です。(『KB』から始まる数字が分かっている事が前提ですが、こちらの方がはるかに安全。)
削除したいプログラムが見つかったら、マウスを右クリック ⇒『アンインストール』の順に選択。
『コンピューターからこの更新プログラムをアンインストールしますか?』というポップアップウィンドウが表示されたら、『はい』を選択。
更新プログラムのアンインストールが始まりますので、終わるまで少々待機。
『これらの変更を適用するにはコンピューターを再起動する必要があります。』と表示されたら、『いますぐ再起動』を選択。 ※再起動する際、作業中のデータは必ず保存しておきましょう。
更新プログラムが削除されたか確認する
再起動が終わったら、指定した更新プログラムがアンインストールされているかを確認しておきます。
更新プログラムの削除は、設定画面から行います。画面左下『スタート(Windowsロゴマーク)』⇒『設定』の順に選択。
『更新とセキュリティ』を選択。
『更新の履歴を表示する』を選択。
『更新プログラムをアンインストールする』を選択。
『インストールされた更新プログラム』画面で、指定した更新プログラムをアンインストールされているか確認出来たら、更新プログラムのアンインストールは終了です。 ※画面右上の検索ボックスからKB番号で絞り込む方法が一番楽です。『検索条件に一致する項目がありません』と表示されていればアンインストールは無事終了です。