Outlookでは、本文作成時の形式設定は『HTMLメール』形式となっていますが、何らかの理由で『テキストメール』形式でメールを送る場合、メーラーの仕様で本文の折り返し文字数があらかじめ決められており、デフォルトで76文字(全角の場合は38文字)となっています。 ※『HTMLメール』形式ではこのような事象は発生しません。
そのため、以下の画像の通り本文の途中で意図しない形で改行されてしまう事があります。
テキストメール形式で意図しない形での本文の改行を極力防ぎたいという場合、Outlookの設定から折り返し文字数を変更する事が出来ます。
このページは、以下のバージョンで作成しています。
パソコンのOS・バージョン
- OS:Windows 10 64ビット
- バージョン:21H1
- OSビルド:19043.1466
Outlook
- Outlook for Microsoft 365(バージョン2112 ビルド16.0.14729.20254)
折り返し文字数の設定方法
折り返し設定前の初期状態では、以下の通りメール本文が途中で切れてしまっています。
『Outlook』を起動し、『ファイル』を選択します。
『アカウント情報』画面に切り替わったら、左下にある『オプション』を選択します。
左のメニューから『メール』(1)を選択。画面を下にスクロールして『メッセージ形式』内にある『指定の文字数で自動的に文字列を折り返す』(2)内の数字を調整する事が出来ます。
任意の数値に調整(1)をして問題が無ければ『OK』(2)を選択。
以上で設定は完了です。以下の画像は上限の132文字に変更した後の送信メールです。