先日、Windows 11 のプレビュー版が公開されました。さっそくですが手元のPCにインストールしてみましたので、その手順を解説します。
事前準備として
- VMWare Workstation 16 player
- Windows 11 Insider Previewのイメージファイル(ISOファイル) ※ダウンロードにはMicrosoftアカウント、『Windows Insider Program』への参加が必要
上記2つが必要となります。
VMWare Workstation 16 Player を導入
最新OSとはいえまだプレビュー版。手持ちのPCのホスト環境に直接導入するわけにはさすがにいかないので、個人利用であれば無料で導入・使用が出来る仮想マシン『VMWare Workstation 16 Player』に導入します。
ということで、『VMWare Workstation 16 Player』の導入から。こちらのページからダウンロードします。
以下のページが表示されたら、『今すぐダウンロード』を選択。
『VMWare Workstation Player 16.X.X』内の『GO TO DOWNLOADS』を選択。(↓の画像はバージョン16.1.2)
『VMWare Workstation 16.X.X Player for Windows 64-bit Operating Systems』内の『DOWNLOAD NOW』を選択するとインストーラーのダウンロードが始まります。
インストーラー『VMware-player-16.x.x-xxxxxxxx.exe』をダウンロードしたらさっそくダブルクリックしてインストールします。
以下のポップアップウィンドウが表示されたら『はい』を選択。
インストーラーが起動されたら以下の画面が表示されます。『次へ』を選択。
『使用許諾契約書に同意します』(1)にチェックを付けて『次へ』(2)を選択。
『カスタムセットアップ』画面。そのまま『次へ』を選択。
『ユーザー エクスペリエンスの設定』画面。そのまま『次へ』を選択。
『ショートカット』画面。今回は『デスクトップ』『スタート メニューのプログラム フォルダ』療法にチェックを付けた状態でそのまま『次へ』を選択しています。 ※特に指定はありません。各自の判断でチェックしてください。
『インストール準備完了』と表示されたら『インストール』を選択するとインストールが始まります。
『VMware Wordstation 16 Player セットアップウィザードが完了しました』と表示されたら『完了』を選択してウィンドウを閉じます。これでインストールが完了です。
Windows 11 プレビュー版 ダウンロード
VMWare Player 16 の導入が終わったら、Windows 11 Insider Preview の イメージファイル(ISOファイル)をMicrosoftの「Windows Insider Preview Downloads」からダウンロードします。 ※ダウンロードにはMicrosoftアカウントおよび、「Windows Insider Program」の参加が必要。
画面下までスクロールして、『Select Edition』内のプルダウンメニューからインストールしたエディションを選択します。 ※今回は『Windows 11 Insider Preview (Beta Channel) – Build xxxxx.xxx』を選択しています。
選択したら、『Confirm』をクリック。
次に言語の選択。『Select the product language』配下のプルダウンから『Japanese』を選択。
選択後、『Confirm』をクリック。
『Windows 11 Client Insider Preview – Build xxxxx.xxx Japanese』下の『64-bit Download』をクリックすると、ISOファイルの保存先を指定してダウンロードが開始となります。容量はおよそ5GBとかなり大きいので、時間に余裕を持ってやった方が良いです。
VMWare Player上にWindows 11 をインストール
ダウンロードしたら、先ほどインストールした『VMWare Workstation 16 Player』を起動します。
『新規仮想マシンの作成』を選択
『インストーラ ディスク イメージ ファイル』(1)にチェックを付け『参照』(2)を選択。
Microsoftの公式サイトからダウンロードしたイメージファイル(.isoファイル)を読み込みます。イメージファイルを選択したら『次へ』を選択。
『ゲストOSの選択』で、『Microsoft Windows』『Windows 10 x64』をそれぞれ選択し『次へ』を選択。
次に仮想マシン名と保存先を選択して『次へ』を選択。 ※下の画像では仮想マシン名を『Windows 11』に、『場所』は『Documents』配下のままにしていますが、任意の名前と場所を指定できます。
『ディスク最大サイズ』を60.0GB(デフォルト)とし、『仮想ファイルを単一ファイルとして格納』をチェックして『次へ』を選択。
次の画面で『ハードウェアをカスタマイズ』を選択します。 ※ここではまだ『完了』は選択しません。
メモリの初期値が『2048MB』となっているため、これを『4096MB』に変更し、『閉じる』を選択。。 ※Windows 11のメモリの最低要件が4GBのため。
これで仮想マシンを作成する準備が整いましたので『完了』を選択します。
次に作成した仮想マシンをさっそく起動します。作成した仮想マシン名(1)を選択し、『仮想マシンの再生』(2)を選択。
「Time Out」と表示された場合、起動した仮想マシンを一旦シャットダウンします。
『Virtual Machines』フォルダ内の先ほど作成した『Windows 11』フォルダ内にある『仮想マシン名.vmx』をバックアップした上で、メモ帳(またはサクラエディタなど)で開きます。 ※インストールの際、マシンの場所を変更していない場合、『C:\Users\ユーザー名\Documents\』配下にあります。
『firmware = ‘efi’』を探し出し、行ごと削除して上書き保存します。
保存したらファイルを閉じて先ほど作成した仮想マシンを再度立ち上げます。
すると、今度は『Windows 11』のロゴマークが表示されるはずです。
『Windows セットアップ』画面が表示されたら、以下の画像の通りとなっている事を確認して『次へ』を選択。
『今すぐインストール』を選択。
次に『Windows のライセンス認証』画面。プロダクトキーが無いため『プロダクトキーがありません』を選択。(OSの基本動作検証・確認が目的のため。通常利用はしない)
次に『インストールするオペレーティングシステムを選んでください』画面。5つのエディションから任意で選択。 ※以下の画像では『Windows 11 Pro』を選択しています。
次に『適用される通知とライセンス条項』画面。『Microsoft ソフトウェアライセンス事項に同意します』(1)にチェックを付けて『次へ』(2)を選択。
次に『インストールの種類を選んでください』画面。『カスタム:Windows OSのみをインストールする』を選択します。
次に『Windows のインストール場所を選んでください。』画面。『ドライブ 0 の割り当てられない領域』(1)を選択して『次へ』(2)を選択
インストールが開始されます。 ※ここから先はしばらく時間がかかります。また、途中でいくつのセットアップ事項があります。
最初に言語選択。言語は『日本』を選択して『はい』を選択。
次にキーボードレイアウト。『Microsoft IME』となっている事を確認して『はい』を選択。 ※『2つ目のキーボード レイアウトを追加しますか?』と表示されますが、スキップしています。
『PCの名前を設定しましょう』と表示されたら、PCの名前を任意で入力(1)して『次へ』(2)を選択
『このデバイスをどのように設定しますか?』と表示されたら、『個人用に設定』(1)を選択して『次へ』(2)を選択。(ここでは個人用を選択)
Microsoftアカウントを追加しましょうと表示されますが、今回はMicrosoftへサインインせずに行きますので、『サインイン オプション』を選択しています。
『オフライン アカウント』を選択。
『今はスキップ』を選択。
『このデバイスをつかうのはだれですか?』画面。デバイス名(1)を任意で入力して『次へ』(2)を選択。(ここでは『プレビュー』としています)
『パスワード』(1)を設定して『次へ』(2)を選択。
『パスワードの確認』と表示されたら、『パスワードの確認入力』(1)に設定したパスワードを再度入力して『次へ』(2)を選択。
『セキュリティの質問』とその回答を3つ作成します。(地味にめんどい)
『デバイスのプライバシー設定の選択』の内容を確認して『同意』を選択。
以下の画面が表示されたら、Windows 11 プレビュー版のインストールが完了です。