VMware Workstation 16 Player でブートマネージャーおよび、BIOS画面に入る方法です。
Vmware上でもブートマネージャーまたはBIOS画面を起動することは可能ですが、ロゴが表示されてから高速ですぐ消えてしまうため、キーを押すタイミングがつかめずに入りたくても中々入れないことがよくあります。
この場合、仮想マシンの設定ファイルに一文を加える事でロゴが表示されてから、ゲストOSの起動が始まるまでの待機時間を伸ばす事が出来ます。
手順は以下の通りです。
設定
以下のディレクトリ配下にある『設定ファイル名.vmx』ファイルをテキストエディター(サクラエディタなど)やメモ帳で開きます。
事前にバックアップを取っておく事を忘れないようにしましょう。
設定ファイル名は、仮想マシン作成時に設定したマシン名です。(下の画像はサクラエディタで開いた場合)
ファイルの場所
任意の場所に以下の一文を追加して上書き保存します。
これで設定は完了です。
ブートマネジャー、BIOSを起動
『VMware Workstation 16 Player』を起動し、ゲストOSを起動します。
uefiモードの場合(初期設定時)
この待機時間の間 ESC キー、もしくはF2 キーを押します。画面下の白いバーがOS起動までのカウントダウンを示しています。
下の画像の通りBootManagerが起動します。
Legacy Biosモードの場合(firmware=”efi”の一文が無い、もしくは削除した場合)
この待機時間の間 ESC キーを押すとブートマネージャーが、F2 キーを押すとBIOS画面が起動します。画面右下の数値がカウントダウンしており、0:00になるとOSが起動します。
無事入る事が出来ました。上がブートメニュー、下がBIOSの画面です。